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Rugby School

Rugby School のご紹介 〜伝統と温かさが息づく名門校〜

こんにちは。留学カウンセラーの江口です。

今回は、世界的にも名前が知られている伝統校 Rugby School(ラグビー校) をご紹介します。
「ラグビー発祥の地」や「ザ・ナイン」として耳にされたことのある方も多いと思いますが、この学校は学問だけでなく、スポーツや芸術、そして寮生活においてもイギリスを代表する存在です。


学校の概要と歴史

Rugby School は、1567年に創立された歴史ある共学のボーディングスクールです。
イングランドのウォリックシャー州に位置し、ロンドンから電車で約1時間の距離にあります。

広大なキャンパスに立つ重厚な校舎は、まさに「英国パブリックスクール」の象徴。
その建物からは、何世代にもわたって受け継がれてきた伝統と格式が伝わってきます。

歴史を感じさせる図書館では生徒さんが自習をしている姿が見られます

 

 生徒構成・留学生・寮生のデータ(公開情報より)

以下は、公開情報や学校紹介サイトから得られるデータを基にした推定・報道値です。

項目 数値・割合(参考値) 出典・注記
全校生徒数 870名 英語私立校紹介サイト“Independent Schools Council”の記載値
https://www.isc.co.uk/
寮生(ボーダー)割合 およそ 80 % 同上。学校の特色として「ほとんどが全寮制(full-boarding)」という記述も見られます。https://www.isc.co.uk/
留学生(国際生徒)割合 16 % “EnglischeInternate” による割合。 englischeinternate.com

補足解説・注意点:

  • 「全校生徒 870名、寮生 80 %、留学生 16 %」という数字は、あくまで外部サイトを基にした参考値であり、学校公式サイト上にこのすべてを明示しているわけではありません。

  • 寮生が多数を占めるという記述は、学校紹介サイト “Best-Schools” でも言及されています:

    “Rugby School students are almost entirely full-boarding” Best Schools

  • 留学生(国際生徒)の割合については、学校の年度や募集方針により変動があるため、最新年度の統計を学校に確認されることをおすすめします。

  • また、学校側によっては「週ボーダー(週末帰宅型)」「ハイブリッド型」「デイ生(通学生)」など複数形態を取っている可能性がありますので、その内訳も確認されるとよいでしょう。


学習と教育方針

伝統校らしくアカデミックのレベルが高く、幅広い科目から選択できるのが特徴です。
特に人文学・科学の両分野で優れた実績を誇り、大学進学実績も安定しています。

一方で、教育理念は「全人教育」。
学力だけでなく、人格形成やリーダーシップ、チームワークを大切にし、生徒一人ひとりが自分らしく成長できるような環境が整っています。

留学生でもスポーツや音楽、学業に優秀な生徒さんは奨学金を認めてもらうことができます。


ハウス制度と寮生活

Rugby School では、伝統的なハウスシステムを採用しています。
それぞれの寮には長い歴史と誇りがあり、寮対抗の行事やスポーツ大会などを通じて強い一体感が育まれます。

食事も寮ごとに食べて、食事のマナーをしっかりと身につけることを重視しています。

私も昼食を取らせてもらったことが何度かあるのですが、Sixth Formの堂々とした生徒さん達は先生とスポーツマッチや最近起きた出来事のお話しをなされていたり、入りたてのYear 9の生徒さんがお友達同士で談笑しながら、同じ場で食事をとる姿が微笑ましかったです。

校舎や寮の建物を見ると「厳格な雰囲気」を感じるかもしれません。
しかし実際に生活している生徒たちは、ハウスマスターやチューターの支えのもと、温かいコミュニティで安心して学んでいます。
伝統に裏打ちされた規律の中に、親しみやすい人間関係が息づいているのです。


スポーツと課外活動

もちろん「ラグビー発祥の地」としてスポーツは大きな柱です。
ラグビーはもちろん、クリケットやホッケー、陸上など幅広い競技に力を入れており、施設も充実しています。

また、音楽や演劇、美術といった芸術活動も盛んです。
歴史的な校舎の中で練習や公演、展示が行われ、学問と並んで芸術や文化を楽しむ雰囲気が根付いています。

広々したラグビーフィールド!


日本人留学生にとっての魅力

  • 世界的に知られる伝統校で学べる特別な経験

  • 学習・スポーツ・芸術と多方面に挑戦できる環境

  • 寮生活のサポートがしっかりしていて安心

  • 「厳格さ」と「温かさ」が共存する校風

  • 将来的にもビジネスの場で同じ立場の友人ができ、横のつながりができる

初めてのイギリス留学に対して不安を抱えるご家庭にとっても、「伝統校らしさ」を体験しながら、生徒一人ひとりが大切にされる環境は安心材料となるでしょう。


 Rugby School の受験・入試情報(13+,16+など)

以下は、Rugby School の入試に関する公開情報を基に整理した受験概要案です。これも、実際には年度・入試制度の変更がありうるため、最新情報は学校公式案内でご確認ください。

主な入試区分とタイミング

13+ 入試の流れ・内容

  • 試験科目:英語・数学・理科、および VRT(Verbal Reasoning Test)などの適性検査 BlackStone Tutors+5Rugby School+5Britannia UK+5

  • 面接:ハウスマスター(Housemaster / Housemistress)との面談、学力・人物両面を評価します。 BlackStone Tutors+4Rugby School+4Superprof+4

  • 書類審査:在籍校からの学校成績表や推薦文なども重要視される。 Superprof+1

  • 合格基準の目安:一部案内では、Common Entrance 試験で 55 %程度の得点を最小基準とする場合がある、とされている情報もあります。 Britannia UK

16+ 入試(Sixth Form 進学時)

  • GCSE(または同等資格)成績が評価基準となります。多くのケースで、3科目を Grade 7 相当以上 + さらに 3科目を Grade 6 相当以上 という条件が要求されるという情報があります。 Rugby School+2Britannia UK+2

  • 面接・試験:六年制入学希望者には、科目別試験および面接が課されることがあります。 Britannia UK+2Rugby School+2

  • 奨学金・特別賞:アカデミック奨学金、音楽・芸術・スポーツ分野での奨励賞が提供されることがあります。 Keystone Tutors+2Britannia UK+2

その他の受験関連ポイント

  • Foundation Award や奨学金制度
    入学金援助(bursary)や奨学金(scholarship)制度を設けており、優秀な生徒には授業料減免が与えられる可能性があるようです。 Rugby School+2Britannia UK+2

  • 予備登録・申込早期化
    多くの場合、13+ 入試は事前登録が必要で、学校への訪問必須、数年前からの登録・情報収集が推奨されています。 Best Schools+2Britannia UK+2

  • 入試枠の限度と国際生枠
    国際生枠は通常限られており、国内生との競争が激しいことが報じられています。特に国際生は後期応募だと枠が埋まりやすいため、早めのアプローチが望ましいとの情報もあります。


まとめ

Rugby School は、歴史と伝統を色濃く感じさせる校舎に囲まれながらも、その中で生徒たちは温かく支え合い、のびのびと成長しています。
格式あるパブリックスクールでありながら、現代的な教育と柔軟な校風を併せ持つ点が、この学校ならではの大きな魅力です。

先日ご紹介した Bede’s Senior School とはまた異なり、伝統の重みを感じさせる Rugby School。
同じ「イギリスのボーディングスクール」でも、それぞれの学校の雰囲気は大きく異なります。
今後の記事でも、また違った特色を持つ学校をご紹介していきますので、ぜひお楽しみにしてください。

             

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