1. はじめに
イギリスは教育先進国として世界中の留学生を集めていますが、授業料だけでなく生活費やガーディアン費用を含めると、年間数百万円規模の支出が数年に渡って発生します。早期の資金計画が不可欠です。
2. 学校タイプ別・年間授業料(2024-25)
【ボーディングスクール(寮制)】
- プレップ(7〜13歳):£30,000〜55,000(約540万〜990万円)
- シニア(11/13〜16歳):£52,000〜75,000
- シックスフォーム(16〜18歳):£52,000〜75,000
【デイスクール(通学制)】
- ロンドン:£22,000〜39,000
- 地方:£12,500〜38,000
※上記は授業料のみで、EAL(英語補習)、課外活動、制服代などは含まれません。
3. 授業料以外の費用
- EAL英語補習:£4,800~8,850/年
- 教材・制服:£600~1,000+/年
- 試験料:£700~800
- 修学旅行や課外活動:£100~1,000以上
- 登録料、デポジット(通常1学期分)、学校開発費なども別途発生
4. ロンドン vs 地方の生活費(月額)
- ロンドン:£1,550~2,350(約28万~42万円)
- 地方都市:£760~1,430(約14万~26万円)
特に住居費の差が大きく、地方を選ぶことで年間で100万円以上の節約も可能です。
5. ビザ・ガーディアンなどの経常費用
- チャイルドビザ申請料:£524
- IHS医療付加金:£776/年
- ガーディアン費用:£1,700〜5,000/年
- 年3回の航空券、保険、ホームステイ、移動費:+£7,000~12,000
6. 年間総費用モデルケース
- 地方デイスクール+親帯同(小学生):約£37,700(約679万円)
- 名門ボーディング(高校):約£65,600(約1,181万円)
7. 保護者の帯同について
4〜11歳の子どものみ対象で、片親のみ帯同可能です。帯同中の親は就労・就学不可で、生活費はすべて自己負担となります。学校がビザスポンサーになるため、事前に確認が必要です。
また、帯同ビザ終了後の寮生活への移行などで費用が増加する可能性も事前に考慮してください。
8. 資金計画5か条
- 授業料×1.3で初年度予算化
- 学校に追加費用の一覧を確認
- 地域比較で生活コスト最適化
- 為替とVATリスクを反映
- ガーディアン・保険費用を別枠で準備
お問い合わせはEG-UKへ
EG-UKは、イギリスの初等・中等教育に特化した留学サポート専門サービスです。
- 学校選びのサポート
- 詳細な費用試算シートの提供
- 認定ガーディアンの紹介
イギリス留学をご検討の方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
▶ お問い合わせはこちら