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こんにちは。留学カウンセラーの江口です。
イギリスのボーディングスクールを検討される際、多くの保護者の方が気になるのが「寮生活」です。イギリス独特の「ハウスシステム」は、日本の学校にはあまり見られない仕組みでありながら、生徒の生活や人間関係、学校全体の雰囲気を形づくる大切な要素になっています。今日は、このハウスシステムと寮のしくみ、実際の生徒の一日、日本人留学生が最初に戸惑いやすい点、そして保護者の方が学校訪問時に見ておくとよいポイントについてご紹介します。
目次:
イギリスの多くのボーディングスクールでは、生徒は「ハウス(House)」と呼ばれるグループに所属します。ハウスは、学校を小さなコミュニティに分けたものと考えると分かりやすいでしょう。
『ハリー・ポッター』のグリフィンドールやスリザリンも、このシステムをモデルにしています。
多くのボーディングスクールでは、ハウス=寮を意味する場合が多く、生徒はハウスごとの建物で生活します。
イギリスの食事は日本に比べてシンプルで、味付けもあっさりしています。パンやポテトが多いことに驚く生徒もいます。ただし最近はベジタリアンやアジア料理の選択肢も増えつつあります。
数人部屋からスタートするため、最初は「自分の空間が少ない」と感じることも。ですが、生活の中で自然と「シェアする力」が身につきます。
イギリス人の生徒はフレンドリーですが、最初はジョークやスラングが聞き取りづらいことがあります。焦らずに「分からないことは聞く」姿勢でいると、すぐに打ち解けられます。
自習時間や消灯時間などがしっかり決められているので、日本の自由な感覚に慣れている生徒は戸惑うことも。ただし、この規律が生活リズムを整え、学習習慣を自然に身につけさせてくれる大きなメリットにもなります。
学校見学やオープンデイに参加される際は、授業や施設だけでなく、寮の雰囲気やスタッフとの関わり方も確認されると安心です。
イギリスのボーディングスクールの「ハウスシステム」と「寮生活」は、生徒にとって学びの場であると同時に、人として成長する小さな社会でもあります。
最初は戸惑うこともありますが、温かいサポート体制の中で、多くの日本人留学生が次第に環境に慣れ、充実した学校生活を送っています。
保護者の方が学校訪問をされる際には、授業内容だけでなく「寮での生活がどれだけ安心できるか」に注目していただくことで、お子さまに合った学校選びがより確かなものになるでしょう。